言葉のセラピー > コラム >

愚痴の聞き方・対処法

仕事のことであったり、家族のこと、友達のこと、近所の人のこと・・・そんな愚痴ばかり言ってくる人っていませんか?時々、どうしたらいいんだろう?という気持ちになるかもしれません。

だって、愚痴を聞くっていうのも疲れるものです。マイナスのエネルギーを浴びせられるようなものですから。ただ、相手の気持ちを少し理解してあげると自分の気持ちも楽になると思います。

相手が求めているもの

愚痴を聞いて欲しい人って、自分のことをわかってほしい、ねぎらってほしい、同情して欲しいと思っているものです。

ですから、そんな時に、こういう風にやればうまくいくんじゃないかな?実は僕もね・・・という風にアドバイスをしたりするのは逆効果だったりします。

何故なら、わかって欲しいだけですから。解決策を探しているわけではないんですね。もし、そうなら、愚痴ではなく相談になります。もっとも、相談といいながら、愚痴だけを言ってくる人もいますが。

だから、愚痴の正しい聞き方・・・というと面白いですが、それは、

1.同情してあげる
2.ねぎらいの言葉をかける
3.場合によっては励ます

の3つをしてあげることだと思います。特に同情は一番相手にとっては嬉しいものです。

愚痴を言う人も本当に疲れていて、誰かにわかって欲しいだけだったりもします。その気持ちを少し考えてあげると聞くほうも楽になれると思います。

人の振り見て我が振り直せ

さて、そうやって相手の気持ちを理解してあげることができれば、相手も喜んでくれると思います。誰だって、愚痴を言いたくなることはあります。

ただし、いつも愚痴ばかり言っている人のことを考えてみてください。

そういう人は友達が多いでしょうか?恐らく少ないはずです。好かれる人でしょうか?嫌われるかもしれません。

そう、人間だから言いたくなることもありますが、それでもそればかり言っている人は他人から敬遠されます。

あなただったらどんな人と一緒に居たいですか?やっぱり笑顔でニコニコしている人ですよね。いやぁ~な顔をしている人とは一緒に居たくはないものです。

愚痴といっても、それを笑いのネタにする位ならいいと思います。でもただ、悪口のオンパレードではやっぱり、そんな話は聞きたくないと思います。

そんな愚痴ばかり言っている人にイライラしてきたら、「人の振り見て我が振り直せ」だと思えばよいのだと思います。

いい加減にしてくれよ!とイライラするのはあなたが損。それよりも、いい勉強ができた、ありがとう・・・と思っていればいいのではないでしょうか。