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部下の育て方、人の育て方

上司になったりすると部下をどうやって育てようかと悩むものです。それは自分が部下だった頃にはない悩みです。

それについてパナソニックを一代で築き上げた経営者、松下幸之助さんはこのように語っています。

「考え方はいろいろあると思います。しかし、私自身としましては、元来首脳者の心得として、つとめて社員の長所を見て短所を見ないように心がけております。」(松下幸之助 商売心得帖)

松下さんはもし短所を見ると、社員を信用して任せることができなくなり、苦労するばかりでなく、会社やお店の発展の妨げにもなるだろうと言っています。

しかし、長所を見るようにすれば、心配することなく仕事を任せることができ、その任せた人の力もおのずの養われてくるというのです。

部下を持つ人はその人の長所を見るようにする。そしてその長所を活用するようにすることが部下を育てる際の秘訣なのかもしれません。

ちなみに松下幸之助さんは、「長所を見ることに7の力を用い、欠点を見ることに3の力を用いる」(松下幸之助 商売心得帖)と語っています。

また、戦国時代の武将を例に出して、豊臣秀吉は主人である織田信長の長所を見ることを心がけて成功し、明智光秀はその短所に目がいってしまい失敗した・・・とも語っています。

それは現代でも通用する秘訣なのかもしれません。これは部下を育てるときだけでなく、人間関係を円滑にするコツでもあるかもしれませんね。