深く傷ついた、傷つくことがある
誰かにひどいことを言われたり、されたりして傷ついたことってあると思います。信用していた人に裏切られたり、自分を信じて夢を追ってそれが叶わなかった、親がこんな人だとは思わなかった、友人が・・・色々傷つくことがあるのが人間です。
でもそういったつらい体験に縛られる必要はどこにもないと思うのです。
つらい体験をして人は輝けるようになる
私にも当たり前ですが、つらい体験はあります。信じていたのに裏切られた気分になったことだってあります。涙で前が見えかったことも孤独で長い間一人でいた時期もありました。
でもそんなつらい体験も今思えば大切だったのかなと思います。そういうつらい経験をしたから人の痛みがわかるし、だからこそ他人には優しくありたいと思ったりすることができたりする。
当たり前のことも当たり前だと思わず感謝できたりする幸せもあのつらい体験があったからなのだと思います。
人は深く傷つけば傷つくほど、その後に大きく輝けるようにできているのかもしれません。だから、今はつらくてもその経験が生きてくる日が必ず来ますので安心してください。
すべては必要なことだった?
過去のことを思って後悔したり、自分が情けなく思えてくることがありますが、私は特に今はすべては必要なことだったのだと考えるようにしています。
過去に起きた出来事そのものは変えることはできませんが、解釈は変えることができます。あれは自分にとって必要なことだったのだと思えば、もう一々思い出して憎んだり後悔したりすることもどんどん少なくなってゆきます。
でもいつまでもその深い傷をおった理由を考えたり、仕返しを考えていると、今の自分が傷つきます。
今幸せからスタートする
過去に起きたことを憎んだり、悔んだりするのは、今の幸せに気づいていない時です。そのつらい経験は過去にあったこと。今はそれが終わったのですから本当はつらくはないはずです。
つらいのは思い出して、悔んでいるから。
だから、まず悔むより、今自分がどれだけ恵まれているか、どれだけ幸せか・・・というところからスタートするといいのかもしれません。今はつらくない、つらかったのは過去のこと、なんて幸せなのだろう・・・と。
そう思っていなくてもとにかく口にしてみる。すると気持ちがうそのように楽になることがあります。
磨かれて丸くなる
できれば、何もない人生、楽しいことばかりの人生がいいに決まっています。でもそんな人生どこにあるでしょう。
生きていればつらいこともあれば、越えなければならない困難、苦難だってやってきます。でもそういったものがあるから人は磨かれてゆくのかもしれません。
そう考えれば起こる出来事はすべて自分のために起こるのだと思えるようになります。するとすごく生きるのが楽になります。少なくとも私はそう思うことでつらい過去の出来事を乗り越えてきました。