自分勝手な人への5つの対処法
あなたのまわりには自分勝手な人がいますか?他人のことを全く考えていない人。他人に迷惑をかけても全く気にした様子のない人。
そんな人を見るとこちらが頭にきてしまいます。でもそうやってイライラしている自分にも疲れていた何とかしたい。
そういう時はまず、相手をどうにかしたいと人は思うものです。でもそれをやるからこそ、余計に腹が立ちます。何故なら、そうやって考えても相手を変えることなどできないから。
同じ日本人だとは思わない
腹が立つのは自分が思ったようにならないからです。その相手が。
だから、まず相手を変えようとするのをやめてしまうことが大切のようです。自分勝手な人がいたとしても、そういう人がいると思うだけ。何かの現象を見ているだけというイメージです。相手が自分と同じ人だと思うと腹が立ちますが、例えば、異国の人だと思ってみる。全く文化も違えば、考え方も違う人って地球上にたくさんいます。
そういう外国の方を見ても恐らくそこまで腹が立たないはずです。それは諦めているから。そういうものだと思っているからです。
逆に言うと、相手が同じ日本人の場合は諦めていない。自分と同じであるのが当たり前だと思っているということ。
でもこれをやめると楽になります。本当は同じ日本人でもみんなそれぞれ考え方も違います。人種が違うようなもの。だから、相手は自分と同じだなんて考えない方がよいです。
他人の欠点はよく見えるもの
相手が自分勝手なことを言ってくると、それがとても目立つものです。私たちは他人の欠点を見つけるのがすごく得意だからです。
でもそれは種族を守るための本能の1つなのかもしれません。相手が危険なところに行こうとしたら、それはダメだ。あなたのやろうとしていることは間違っていると相手に指摘する。
そうすることでその人を守ろうとする。
でもそれがこの現代では逆に作用することもあるようです。他人の欠点を見つけてイライラする・・・これはまさに良い例です。
だから、まず他人の欠点はよく見えるものだと割り切っておくことが大切だと思います。
自分は完璧かどうか
そう割り切った上で、自分はどうなのだろう?と考えてみることです。自分は身勝手なことは一度もしたことはないか?と。
よく親が勝手なことを言ってきて困るとか、おじいちゃんがおばあちゃんが身勝手で困る・・・なんて話も聞きます。でも考えてみたら、子供のころ、その親や祖母などにさんざん自分勝手なことを言ってきたのを忘れているのに気づきます。
結局、自分も完璧じゃないんだ。
そう気づくと他人にも自分にもやさしくなれるのかもしれません。
人の振り見て・・・
それでもどうしても許せない人もいると思います。そう、世の中には色々な人がいます。大人なのに、心は未熟な人、赤ちゃんのような人もたくさんいます。
そういう人に向かって、ああしろ、こうしろと言っても相手は大人に見えて子供の心しか持っていませんから、わからないのです。
そういうわからない人に対しては、腹を立てる代わりに、教えてくれてありがとうと言うと案外すっきりしたりします。
人の振りみて我が振り直せ・・・です。
他人は関係ない
色々書いてきましたが、結局一番大切なことは何かというと「他人は関係ない、自分がどうするか」ということになるのかもしれません。
他人をどうにかしたいという気持ちをやめて自分がどうするかを決める。自分ならどうにだってできますから。その人と付き合うのをやめてもいいし、職場なら必要最低限の範囲で接すればいい。
もしくは、そういう人なんだ・・・と完全にその人のことを諦めてしまうこともできるでしょう。
どれが自分にとって一番楽か・・・そういう基準で考えてみるといいかもしれません。