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言うことを聞かない部下にどう対処するか

ある程度の年齢になってくると部下を持つようになります。ところが、中には自分の言うことを聞かない部下もいたりして、それがまた悩みの種になります。

自分が部下だった頃はそんな悩みはなかったのに、と思ってしまいます。でも、どの立場に立ったところで悩みがあることに気づけたりします。

自分の言っていることを理解してくれない部下にはどう対処したらいいのか?それにはまず相手を理解することから始めるとうまくいくかもしれません。

否定されると守りに入る

相手に自分の言いたいことを伝えたい時に、どうしても、相手の駄目な点を指摘したり、一方的に言いたいことを伝えようとしてしまいがちです。

君のここがいけないのだから、こうしなさい、といった風に。

でも人間というのは、否定されると殻に閉じこもろうとするというか、自分を守ろうとするところがあります。

誰でもそうだと思いますが、否定されると、何だか嫌な気分になり、その否定してきた人の言うことは聞きたくないと思ってしまうと思います。

考えてみれば、自分のことを否定する人を好きにはなれません。これは部下にも同じことが言えるのかもしれません。

まず話を聞く

じゃあどうすればいいかというと、まずは相手の話を聞くようにするのが良いのかもしれません。相手にも言い分があるはずです。話を聞いたら、何故あなたが言っていることを分かってくれないのかが分かるかもしれません。

それに相手だって人間ですので、自分の話に耳を傾けてくれる人には好意を持ちます。

相手に自分の言いたいことを伝えるのに一番良い方法は自分に好意を持ってもらうことではないでしょうか?

そのためにはまず相手の話に耳を傾けることではないかと私は思っています。これ、子育てなんかでもきっと同じなのかもしれませんね。