あの世へ持っていけないものを大事にしない
PL学園から巨人軍で活躍した桑田真澄氏は自身の著書の中でこんなことを語っています:
「気づいたことがある。怪我をする前までは、技術とか結果とか、そういう目に見えるものばかりを追いかけていた。でも手術して、自分の最大の武器を失って何もない状態に陥ったとき、自分を振り返ってみたら、お金とか権力とか記録とかタイトルとか、そういうものはあの世へはもっていけないことに気づいた。」(心の野球 桑田真澄 第18章 心の野球より )
桑田氏はその後、人間にとって最も大事なのはお金とか権力ではなくて、心であることに気づいたそうです。
あの世に持ってゆけないもの。でもそういうものばかり追いかけたり、欲しがったりしてしまうことってありますよね。
でもそれらは本当は自分を幸せにしてくれるわけではないのかもしれません。
本当に大切なのは、モノとか地位とかではなくて、目に見えないもの。体験だったり、感動だったりそういうものなのかも・・・しれませんね。