決めつける人にイライラしない方法
何でもかんでも決めつける人がいたりします。
「あなたって○○だよね」とか、「お前には○○は向いてないな」とか・・・。
でもそうやって決めつけられた方はたまったものじゃありません。何よりも決めつけられるというのは、他人に自分というものをある意味間違った形で判断されているようなもの。
そんなことをされるとイライラしてしまいます。でも、中にはイライラしない人もいると思うんです。そんな人は何故、決めつけてくる人に腹を立てないで済んでいるのでしょうか?
それはきっとその相手に対する、もしくは相手の言ったことに対する受け捉え方が違うから・・・だと思うのです。
受け捉え方を変える
「あなたは○○だよね」
そんな風によく知りもしないで決めつけられると腹が立つことがあります。
それはきっと受け捉え方が原因になっているのだと思うんです。決めつけられた・・・という受け捉え方をした場合、自分は明らかに被害者です。その場合、怒りという感情がついてきます。
この受け捉え方と感情というのはある意味セットになっているものだと思うのです。
決めつけられたとしても腹が立たない人もいます。この人達は「決めつけられた」という風に自分が被害にあったとは受け取っていないはずだと思うのです。だから、イライラもしない。
じゃあ、どう思っているか、どう受け取っているか・・・というとそれはきっと、
「この人は知らないだけなんだな」
・・・という風に受け取っているのだと思います。人によっては例えば「この人はたぶん何でも決めつけてしまう人なのだろう」と受け取っているかも・・しれません。
この捉え方というのが大事なポイントだと思うのです。
「決めつけられた」・・・ではなくて、「知らないだけ」と捉えるだけでその後に続く感情というのは全く違ったものになります。
可哀そうな人・・・だと思うことでイライラしなくなる
決めつける人をどう思うか・・・ということも自分の感情を決めることになります。
「私のことをよく知りもしないで何でも決めつけてくる人」と思ってしまうと、腹が立ちます。でも、「可哀そうな人」だと思うと、腹は立ってこなかったりします。
決めつける人は、本当は可哀そうな人だと思うのです。
何故か?
それは、そういう人は日常的に、習慣的に物事や人を決めつけている可能性があります。そうやって、何でも白か黒か・・・という風に考えたり、思い込みが激しいと、生きていくのが苦しくなります。
まず嫌われてしまいます。
相手の気持ちを考えずに、相手を○○だ・・・という風に決めつけてしまうと、多くの場合、相手にはよくは思われません。
物事というのも、多くの場合、白か黒か・・・で判断できないことが多くあります。人についてもそうです。多くの物事は白と黒の間・・・にあることが多いのではないでしょうか。
それなのに、どちらかで判断しようとすると、やっぱり苦しみます。考え方に柔軟性がない人は、それだけストレスも多い人生を送っていると思うのです。
本当に困っているのは、決めつける人に決めつけられた自分というよりも、決めつける人本人の方だと思うんですね。
相手はそういう意味で可哀そうな人・・・です。
自分が被害者だ・・・と思えば、イライラしますが、本当に困っているのは、相手の方であり、問題を抱えているのは自分ではなくて、相手の方だと思えれば、そんな人相手にイライラすることも少なくなると思います。