幸せすぎて怖い、幸せがずっと続く方法
私の妻はよく私に「ありがとう」と言ってくれます。そして、自分は幸せすぎて怖いとよく言います。彼女も仕事でとても辛い思いをしてきた人です。
そんな彼女と結婚することになって私は、「働きたければ働けばいいし、働きたくなければお金は自分が稼いでくるから安心していいよ」という言葉をかけました。
彼女は会社をやめたいと言ったので、じゃあ家のことをお任せしようということになりました。
そして、特にどこか旅行に行くわけでもなく、友達とそれほど遊ぶ時間があるわけでもないですが、彼女はそれでも毎日が幸せだと言ってくれます。会社での辛い経験があるから、何もない日々は幸せだと感じているのかもしれません。
人は幸せだと思う時、この幸せがずっと続くといいのに・・・と思うことがあります。幸せすぎてこれがいつか終わってしまうのではないか・・・と思ってしまいます。
そんな時にある方の本を読みました。小林正観さんの本です。小林正観さんは、幸せすぎて怖いという人に対して、ずっと幸せが続く方法があるといいます。
その方法とは「ありがとう」といい続けること。
幸せというのは自分が作りだしているものではなくて、神や仏、家族、友人、知人など全ての人が幸せにしてくださっていることに気づいたら、その度に「ありがとう」といい続けるといいと言います。
小林正観さんは、これに加えてトイレ掃除をすることを挙げています。全ての人に感謝しながら、トイレ掃除をしてゆく。
これでその幸せはずっと続くので安心して欲しいというのです。
彼女はその「ありがとう」とトイレ掃除をそれからずっと実践しているようです。
幸せは自分が手に入れたもの・・・という認識でいると不安になります。しかし、与えてもらっているものだと思うと不安の前に感謝したくなるものだと思います。
そしてそういう人には多くの人が味方してくれるようです。まったくありがたいことです。