他人に勝とうとすると人生が楽しくなくなる
私は以前、何でも一番になれなければ意味がないと思っていました。そんな私がこんな記事を書いているのですから、面白いものです。
学生の頃は一番になれない自分に嫌気がさしていました。そして、常に他人と自分を比較して自分が優れていると思えば優越感を、劣っていると思えば劣等感を感じていました。
そうやって他人と比べて抜きん出ることが良いと思っていたのです。
それを大人になっても長い間当然のように続けていた私。出世しなければ意味がない、サラリーマンなら社長にならなければ意味がない・・・とまで考えていたのです。
でも今考えたら、そうやって他人と勝とうとしていた日々は苦しいものでした。何も成し遂げることができなかったからです。
勝つことが目的になると楽しさが失われる
これはどんなことにも共通することだと思います。勿論、反対の意見を持っている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、私は他人に勝つことなどどうでもいいことだと思えるようになりました。
大事なのはそこに至るまでのプロセスです。そして、一番大切なのは、自分が楽しんでいるかどうかだと思います。
私はどうやったら、自分がもっと人生を楽しめるか・・・を考えた時に、いくつかのポイントを思いつきました。それらは:
1.楽しむことを目的にする
2.他人と比較するのをやめる
3.自分の道を進む
ということでした。そして、それを実践してみました。まず他人と比較するのをやめるようにしました。すると、他人のことはそれほど気にならなくなりました。劣等感も感じなければ、優越感も感じなくて済むようになりました。
劣等感と優越感は実は表裏一体のものだったのだと気づきました。
他人に勝つことではなくて、自分が楽しむことを目標にして仕事をしたり、他人と比べてどうとかそういうことではなくて自分が良いと思った道に進むようになってからは毎日が楽しくなっていったのです。