人生がつまらない・楽しくない
面白いことに、何かに強く執着していた頃の自分は人生がつまらないというか、どこか楽しくないように感じていました。
でも何かにこだわってやってゆくことってむしろよいことだと思っていたんですね。でもそれが実際は自分を苦しめていた。
勿論、何か目標に向かって進んでゆくことって素晴らしいことだと思うんですが、執着している間はうまくいかない。少なくとも私はそうでした。
こだわればこだわるほどに、楽しくなくなっていったのです。
「ねばならない」思考を捨てる
以前は楽しかったのに、それがいつしか楽しくなることがあります。例えば、私は走ることが趣味です。ランニングですね。今は楽しくて仕方がありません。
でも以前はつまらなくなってやめそうになったんです。
その理由は「ねばならない」思考でした。最初はなんとなく始めて、ゆっくりはしっていたんですが、本などを読んで毎日走った方がよいとか、何キロ走った方がよいとか、みんなはこのくらいのペースで走っているから・・・とか考えるようになっていきました。
それ、全部「~ねばならない」という考え方です。
こうでなければならない・・・そう思い始めてから走ることが楽しくなくなっていったんですね。
でもある時、まぁ自分がやりたいようにやればそれでいいじゃないか・・・とこだわっていたことを一旦捨てたんです。毎日走っていたのを、走りたい時に走るように、走るペースも自分が苦しくない範囲にしました。
すると、あの楽しさが蘇ってきました。
人生においても、「~ねばならない」という執着を持っていれば持っているほど楽しくなくなってゆくのかもしれません。
他人と比べないこと
もう1つ大切なこと、それは他人と自分を比べないことだと私は思っています。他人と自分を比較すると、とたんに楽しくなくなります。
他人に比べて優れていると思って優越感に浸っている時は楽しいかもしれません。でも他人には自分が持っていないものが見えやすいので、色々な人を見ていると自分がないものばかりに目が行ってしまって、自分にはこれが足りない、あれが足りない・・・となってしまいます。
これを繰り返していると、人生はつまらないものになります。
他人と比較して生きるのではなく、今持っているものに感謝して生きるようにすると楽しくなってくるようです。