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つまらない人生、人生が楽しくないと思ったら考えるべきこと

つまらない人生はできればおくりたくないものです。でも、もし、そういう人生をやめてしまいたいと思えば、いつでもやり直せるのが人生というものではないでしょうか?

少なくとも楽しくない、つまらないと言えているうちは。
いつだってやり直せます。

人は何に喜びを感じるか?

何が楽しいとか、刺激的だとか、それは人によって違うと思うんです。でもある程度人には共通した点があります。その1つが成長することだと思うんです。成長でも上達でもなんでもいいですが、今日の自分ができなかったことができるようになることに人は喜びを感じるようです。

ですから、生き生きして楽しい人生を送っている人は、何かにチャレンジしている人が多いものです。つまらないのは、何も変わらないからだと思います。それは何も変えようとしていない・・・ということでもあると思うんです。

何も変えようとしないことを否定するつもりはありません。でもそれが理由で人生がつまらないと思うのであれば、何かを変える決意が必要ではないでしょうか?

何故、ママさんバレーのお母さんたちは生き生きしているか?

ママさんバレーをやっている人の多くは、学生時代にバレーボールをやってこなかった人も沢山います。

そういった人たちは、もう生き生きとバレーボールをやっているんですね。学生時代に一生懸命やってきた人なんかより、そういう人が多いかも知れない。

それは、今、上達しているからだと思います。学生時代にやっていた人は、ピークを過ぎて、体力は衰える、技術は練習不足で衰える・・・だから、上達よりも下手になってゆくようでそれが感じられないことが多いのではないでしょうか?

でも、大人になってからはじめた初心者の方は、自分が上手くなってゆくのを実感できるから楽しいのだと思います。

何も楽しいと思えることをやっていないし、あまりやってこなかった・・・という方は、むしろチャンスでもあると思うのです。何もしていないし、何もできない・・・それは最高の状態です。今から、なんでも楽しめる可能性があるということなのですから。

人と比べると途端につまらなくなる

人生にしても、スポーツにしてもそうですが、他人と自分を比べると何故か途端に楽しくなくなります。

先ほどのママさんバレーの方々。自分と経験者の方を比べたりすると途端に楽しくなくなると思うんです。自分が劣っていると思ってしまうからです。劣等感は楽しさを奪います。

でも、本当は比べる必要などはないわけで。少なくとも楽しさを感じるためには全くその必要はありません。むしろ逆効果です。

どうしても比べたいなら、過去の自分と比べることです。そして、過去の自分よりも少しだけ上手くなろう、成長しようと考えることです。

人と比較すると楽しみが奪われますが、比較をやめると楽しさが手に入ります。何が楽しいかを決めるのは、やはり自分です。そして、楽しさを得るには、他人に勝る必要はどこにもないと思うのです。

何も起こらないことは幸せの本質

何も起こらない、平凡な毎日というのは実は幸せの本質だと思うのです。何かあったら大変です。病気になって、体が動かなくなったら。がんが見つかったら、家族がいなくなってしまったら・・・。

そうやって考えてみると、何も起こらないことは実は一番幸せなことであると気づくのです。つまらない毎日というのは何も起こらない毎日ではないでしょうか?嫌なことが起こる毎日は、つまらないとは表現しないでしょうから。

だとしたら、つまらないことは実は幸せなことなのかもしれません。当たり前のことが当たり前にできて、当たり前の人達がそこにいる。

そういう当たり前のことは、当たり前だと思うだけに気づくことはありませんが、実は幸せというのは、そういうもののことを言うのかもしれません。

人生がつまらない、毎日がつまらない・・・というのは逆に言うと、なんでもこれからはじめられる・・・ということだと思います。

だから、私はそれは今、チャンスなのですよ・・・というサインであると思います。