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寂しいときに本当に足りないもの

例えば、恋愛だったり夫婦の関係でもそうですが、誰かと一緒にいるのに寂しいと思う時とそうでない時があります。

一人で寂しいときも実はこれと似たようなことが起こっていますので、それも含めて理由を説明しますね。

求めているもの

何故だか分からないけど寂しいときってあります。一人のとき、友達といる時、恋人といる時、夫婦や家族でいるとき・・・それは一人だとか誰といるとかはあまり関係ないようです。

寂しいというのはある意味愛情が不足している状態だと思うんです。

だから、それをどこかで得たいと思っているけど、得られていない状態です。

だから、誰かから愛情を与えてもらえればいいのですが、それは自分でコントロールできるものではありませんから、それは解消法にはなりません。相手が与えてくれても、それが自分が望んだ形かどうかもわかりませんから。

だから、誰かといても寂しいと思ってしまうのだと思います。一人でいる時はもっとわかりやすいですね。求めているのにそれがない状態です。

自分から与える

例えば、夫婦の関係でも同じようなことがいえます。夫や妻の愛情が欲しいのにそれが得られない・・・だから、寂しい気持ちになります。そして、それを他で得ようとまでしてしまうこともある。

でもそれで寂しさってとまるかと言ったらそうでもなかったりします。一時的にはいいでしょう。与えられるのですから。でもそれが続かなくなることもあります。その時、また同じ気持ちになります。

だから、ずっと孤独のままです。

でも、それをちょっと反対にしてみます。つまり、欲しがる、求めるを逆の与えるにしてみます。

愛情を与えることを目指すと、不思議と寂しさって薄らいでゆきます

例えば、気に掛けて欲しければ、気にしてあげる。愛して欲しければ、愛してあげる。こういう風にしてやって欲しいことを相手に与えるようにしてゆくと、孤独感はなくなってゆきます。

愛されると嬉しいです。でもそれは結果でしかありません。でも愛している時って何だかウキウキしたりします。愛・・・なんてちょっと恥ずかしい話をしました。でも寂しさってそういうことだと思うんです。