人間関係の悩みから抜け出す4つの方法
悩みといえば、やっぱり人間関係の悩みです。ある人に言わせると、昔の人の悩みの多くは自分がどうするか?といった自分のことばかりだったそうです。でもいつからか、悩みは自分のことではなくて他人のことになってしまった。
何故でしょう。悩みを持つ余裕ができたから・・・でしょうか。
私は自分の悩みに気づいた時、そんな風に思うことがあります。
1.起こったことは1つでも考え方はいくつもある
他人から何か言われたり、何かされたり、とまぁ何か出来事があったとします。それについて考え方は1つだけだと殆どの人が考えると思うんです。
出来事→嫌な気分になった
という風に。でもちょっと下がってみてみると、考え方はいくつもあることに気づきます。例えば、
出来事→勉強になった
という風に考えることもできます。人間関係で悩んだ時は、正面から物事を見るのではなくて、一歩下がってみたり、横からみてみたり、真上から見てみたりして、見る角度を変えてみると感じ方がガラッと変わって、悩んでいた自分がバカらしく思えてくることがあります。
ようするに客観的に見るということですね。客観的に見るには角度を変えて見ればよかったんです。
2.他人と自分を分けて考える
職場などは人間関係の悩みが絶えない場所です。そもそも、趣味も年齢も好みも全く違う人たちが集まっている場所です。考え方が合うわけがありません。
そういう前提でいれば一々悩まないのでしょうが、そうもいきませんね。ついつい相手を自分の基準で判断してしまいます。
そういう時は、自分と他人をわけて考えると効果的です。
何か言われても、「へぇ~そういう考え方もあるんだ。」という風に考える。自分とは違うんだな・・・と。そう考えるということは、相手と自分の違いを認めていることになりますから、悩んだりしません。
悩みって自分と他人の違いから来ていることが多いものです。その違いを認めてしまうと、悩みもなくなってゆきます。
3.他人は自分の鏡にしか過ぎない
これ、私が結構使っている方法です。他人はすべて自分を映し出す鏡でしかないと思うことです。
他人がどう映るか・・・それは自分が決めています。自分の考え方だったり、心の状態が決めていると思っています。
これ人だけじゃなくて、世の中もそうだと思います。暮らし難い時代だな・・・と思っていれば、世の中は暗く見えますが、平和で楽しい・・・と思っていると、明るい世の中に見えてきます。
人も世の中と同じように、自分の考え方や心がその見え方や感じ方を決めているのだと思います。
4.比較をやめる、競争をやめる
本当は私はこんなことを言える立場ではありません。。以前はとにかく他人と競争して比較して、それで人よりも優れることがよいことだと信じて疑わなかったのですから。
でもね、その考え方をやめてから楽になったんですよ。
比べることをやめたし、競争もやめました。なんでしょう。こう、自分には持って生まれたものがあるし、ペースもあると思うんです。それを他人と比べても何も意味はないなって思えてきて。
だから、今はすごく楽に生きられるようになりました。不思議ですが、他人と比べたり、競争することをやめると、自分の力が発揮できるようになってきたように思います。