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黒岩彰の名言「五輪の魔物について」

黒岩彰さんと言えば、1984年のサラエボオリンピックのスピードスケート500mで優勝候補と言われながら、極度の不振で惨敗。その時、後輩だった北沢欣浩さんが銀メダルを獲得したことで黒岩さんの不振が余計に目立ったといわれています。

その悔しさを胸に1988年のカルガリーオリンピックでは500mで見事銅メダルを獲得しました。

彼は1984年のサラエボオリンピックを振り返ってこんな名言を残しています。

「五輪には魔物がいるという。でも魔物をつくっているのは自分なのだ。つくらなくてもいい魔物を心の中につくってしまう。」(黒岩彰)

そのサラエボオリンピックの経験があったらこそ、カルガリーではメダルを獲得できたのかもしれません。

プレッシャーや緊張というものはまさに自分が作り出すもの。ならば、それを乗り越える方法も自分の中にあることになります。

緊張をほぐす方法などについてはまた後ほどご紹介したいと思っています。