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小さなことの積み重ねが成功への唯一の道?

よくプロのスポーツ選手がやっている努力などがテレビで紹介されます。それを見て努力は大切なことなんだと教えられたりします。

ただ、元巨人軍でプレーした桑田真澄氏は努力について自身の著書の中で「無駄な努力はしなかった」ということを語っています。

つまり、1000本ノックを受けたり、何百球も毎日続けて投げたり・・・といったことは避け、そのかわり、毎日1日10分とか15分という小さな努力を重ねてきたそうです。

彼は超効率的に、そして超合理的な練習や努力というものをしてきたからこそ、自分は生き残れたとも語っています。

大切なのは彼の言うように1日10分など小さなことを積み重ねてゆくことだと思うんです。継続すること。また、継続できることを選ぶことです。

努力を努力と思わないことを選ぶ

プロ野球選手に何故それだけ練習するのかと聞くと、恐らく野球が好きだから、野球を続けたいからという答えが返って来るのではないかと思います。

イチロー選手も野球のモチベーションについて、「野球が好きなこと」と答えています。

努力する時は、それ以前に努力しようとしていることが自分の好きなことかどうかを考えることだと思います。好きなことなら、続けられます。

継続できないのは、根性がないからじゃなくて、それがそれほど好きではなかったから、かもしれません。