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為末大の名言 「走ることについて」「生き方について」

男子400メートル障害の選手として活躍し、2001年に行われた世界陸上では日本人初の短距離種目の銅メダル獲得した為末大さん。

そんな彼が語った「生き方について」の名言を集めてみました。

走ることについての言葉

「個性は偏りだ。短所から戦略は生まれる。」(出典は最後に記載。以下同じ)

欠点について。欠点は直すよりも使いこなした方がよいと語った。

「孤独とは人の間にあり」

孤独について。

「自分から始まっている。そして自分しか変えられない」

他人は変えられないけれども自分は変えられるものなのかもしれませんね。

「自分にないものを他人の中に見ることはできない。」

「他人になろうとするものは自分になれない」

「選ばれようとしていないか。選ばれるために自分を捨ててないか。」

「あの時には戻れない。だから生まれ変わるんだ。」

過去を振り返ることについて。

「成功よし、失敗なお良し」

「選択の失敗は間違えた方を選んだことではなくて、選んだのは自分のせいじゃないと思うこと」とも。

「視野の広さは視点の多さ」

彼はいつも自分ではあり得ないと思っている人になりきって風景を眺めるそうです。

「いい方法を探すのではなく、マシな方法を探すと思った方がいい」

どんな方法であっても問題はある・・・そうです。

「誰もが共有できる正しさはない」

正しさというのは1つではなくて、人の数だけあるそうです。

「愛しているのにうまくいかないのは愛が足りない訳ではない」

自分を愛せていない分を他人に埋めてもらおうとしているのが問題だそうです。

「他人は自分ではない」

そう思うだけでどれだけ争いがなくなるか・・・と語った時の言葉。

「批判の多くは偏りを指摘していて、批判を鵜呑みにし続けると偏らない凡庸なポジションでしかいられなくなっていく。」

批判について。

「他人に嫌われることは罪でもなんでもない。」

少数派の批判的な意見を取り入れても特徴のない存在になるだけと指摘しています。

「人には好き嫌いがある。自分が自分のままでいるだけで、ある一定の確率で必ず人には嫌われる。」

人に嫌われることについて語った時の言葉。

「深いところで相手の苦しみはわかり得ない。わかっていると勘違いしない。わかろうとする事しかできないと知っておく。」

それが「相手を尊重するという事」と考えているそうです。

「私たちは時にいわゆる成功者を見て、「みんな必ず努力している」と言いますが、その実のところは「成功者には努力していてほしい」の裏返しであることが真相でしょう。」

成功について。成功にはそれに見合うだけの犠牲がないと人は不公平に思ってしまう・・・とも。しかし、私も実際のところは、成功者は努力したから成功したのではなくて、好きだから成功したことが多いように思うのです。

「やるべきだからやると思っている人は休めない。基準が自分でないから休むことは罪だと思っている。だから休めない。やりたいからやっている人は休める。自分がやりたいという気持ちを何よりも大事にしている。前者はすり切れる、後者は生き生きしていく。」

モチベーションについて。

走ることについての言葉

「もしかして僕は何もわかってなかったんじゃないか。」

日本記録まで樹立した彼が言うととても深い言葉に聞こえます。

「もう僕は終わりなんじゃないかと何度も思い、まだ終わってなんかないとも何度も思う」

葛藤がありながらもそれでもあきらめなかったことが伺えます。

「もう来ぬ今日を精一杯走れたことが今はただありがたい。」

走ることについて語った言葉。

「僕はずっとモチベーションが高いと思われているけど、そうじゃなくて壊れないように大事にしているだけ。」

ただ自分に無理を強いるのではなくて、自分を観察しながらモチベーションを保ってきたそうです。

「アドバイスは必ず相手の成長を奪う側面を持つ。」

逆に困難は気づきを得るチャンスと考えているそうです。

「限界の概念を持って自分の強みを考えると、苦手なものを克服している時間なんてなくて、得意なものを徹底的に伸ばす方向がいいんだと思う。」

スポーツ選手としては自分の弱みをつぶすより、自分を生かし切ることに専念しないと戦えないそうです。

「競技人生の前半は足し算。」

最初は練習するほどに強くなりますが、選手人生の後半になってくると、回復が追い付かなくなってきて引き算が大切になってくるのだそうです。

「僕も10代後半から20代のことは陸上しかなかったし、これがダメだったら終わりと思うことが活力だった。でもそれって自分のモチベーションを削っている感じで、ある時から楽しくなくなるんですよ。」

モチベーションについて。選択肢はいくつかあって、それでもこれを選んでいるんだと思うと前向きになれたそうです。

「義務が夢中を奪う。大切な事と認識すれば夢中はなくなる。夢中は無邪気を伴い無邪気は分別がない。」

だからこそ、芸術家であったり、アスリートは子供っぽいところがあるのだそうです。

「努力は夢中に勝てないんです」

努力することと夢中になることについて。

「子供達が楽しそうに走っている。いつの間にあの道から外れたんだろう。僕は走りたくて走っていたはずなのに。いつもゴールだけ見てみていたはずなのに、いつから観客が気になるようになったんだろう。涙が出た。一周してまたスタートラインについたような気分だった。走ろう、今度は自分のために。

出典:走る哲学 為末大 より